公益社団法人 日本矯正歯科学会

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学会紹介

理事長挨拶

公益社団法人日本矯正歯科学会
理事長 森山啓司

理事長

この度、2018年3月4日社員総会承認を経て公益社団法人 日本矯正歯科学会理事長を拝命いたしました。歯科医療を取り巻く環境がめまぐるしく変化するこの時代において、本学会の舵取り役を担う責任の重さを痛感しております。

日本矯正歯科学会は1926年に設立され、90余年にわたり歯科矯正学の進歩普及、学術の発展ならびに国民の口腔衛生の向上に寄与してまいりました。2012年には一般社団法人から公益社団法人へと移行を果たし、現在6,500名以上の会員を有する、日本を代表する歯科矯正学を専門とした学術団体であります。

本学会では、歯科矯正学発展のため (1)学術大会等の開催、(2)機関誌Orthodontic Waves (邦文雑誌、英文雑誌)等刊行物の発行、(3)教育・研究の調査と推進、(4)医療・保険制度に関する諸問題の検討、(5)研究の奨励および研究業績の表彰、(6)認定医・指導医・専門医制度の実施、(7)関連学術団体との連絡および協力、(8)国際的な研究協力の推進等の多彩な活動を行なっております。

歯科矯正は我が国において広く普及するとともに、近年の医療技術の進歩に伴い診断・治療技術も大きく進歩してきています。さらに、唇顎口蓋裂や顎変形症をはじめ、多くの疾患に起因した不正咬合の治療にも保険が適用されるようになってきました。多様なニーズに対応した安心かつ安全な矯正歯科治療をいかに患者に提供するか、基盤となる教育・研究をいかに推進し国民の期待に応えていくかが、今後社会的責任ある公益社団法人の学会としてさらに取り組むべき重要な課題といえます。

2020年には、本学会が主催団体となり、第9回国際矯正歯科会議(IOC)、第12回アジア太平洋矯正歯科会議(APOC)が、第79回日本矯正歯科学会学術大会との併催で横浜の地で開催されます。特にIOCは、世界矯正歯科医連盟(WFO)を母体とした5年ごとに開催される国際会議であり、アジアにおける開催はもちろん今回が初めてとなります。わが国において長年培ってきた歯科矯正学の基礎研究と臨床研究成果を世界のエキスパートと共有し、健康科学を支える医療の一分野としての立場を明確に打ち出していく絶好の機会となるとともに、我が国の歯科矯正学のさらなる飛躍の契機となると期待されます。本学会としてこの国際的イベントを成功へと導くことは大変重要な事業と考えております。

末尾になりますが歯科矯正学・矯正歯科医療のさらなる進歩・発展を目指し、役員とともに全力で取り組んでいく所存ですので、皆様におかれましてはより一層のご理解とご協力を本学会に賜りますようよろしくお願い申し上げます。