学会のご紹介
日本矯正歯科学会について
日本矯正歯科学会について
本学会は、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし1926年に設立された日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体です。日本各地の矯正歯科医を中心に、7,000名程の会員により構成されております。
日本矯正歯科学会の目的
本会は歯科矯正学の進歩、発展をはかることを目的とする。
この目的を達成するために、学術大会の開催、機関誌の発行、認定医等の設定、その他必要と思われる事業を行う。
理事長挨拶
公益社団法人日本矯正歯科学会
理事長
齋藤 功
2022年2月28日に開催された「2022年度第1回定時社員総会」および「2022年度第3回理事会」における議を経て、公益社団法人 日本矯正歯科学会の理事長を拝命いたしました。身の引き締まる思いを抱きますとともに、関係各位のご協力を得て歴史と伝統ある本学会を牽引してまいる所存です。
矯正歯科を専門として活動する本学会は2012年に公益社団法人へと移行し、国内はもとより国際的にも歯科矯正学・矯正歯科臨床の発展に寄与してまいりました。会員数は現在7000名を超え、矯正歯科を専門とした公益性を有する学術団体として社会に対する役割と責任が一層高まっています。
矯正歯科治療は、歯列・咬合にかかわる形態や機能の不調和に対し、成長発育に配慮しながら新たに調和のとれた形や機能へと導く創造の医療です。このような特徴から、矯正歯科は国民・社会から専門性の高い歯科医療の一つであるとの評価、認識を受けてまいりました。矯正歯科治療を提供するにあたっては、初診相談にはじまり、診察、検査、分析により容態を精査したうえでそれぞれの患者さんにとって相応しい治療方針と見通しを説明し、理解と同意を得て進めます。しかし昨今、適切な手順を踏まない事例が散見されるようになり、学会として適正な矯正歯科治療についての周知啓発活動のさらなる推進が必要と考えています。さらに学会では、専門医制度の確立をはじめとして矯正歯科医療の専門性が再認識され適正ではない矯正歯科治療の抑止に繋がる活動を進めてまいります。
一方、保険が適用される口唇口蓋裂など厚生労働大臣が定める多様な疾患に起因した咬合異常や顎変形症に対する矯正歯科治療は他診療科との連携が必須です。安全・安心かつより質の高い治療結果を提供できるよう、産学官の連携を強化して技術革新および基盤となる臨床研究の推進に取り組んでまいります。
さて、日本矯正歯科学会は4年後の2026年に創立100年となります。それに向けて学会では、学術研究プロジェクトの実施、記念誌の編纂、記念学術大会の企画・準備など、100周年記念事業のキックオフを迎えようとしています。これらの事業を成功へと導くことは、日本における歯科矯正学・矯正歯科臨床の歴史、発展そして今後の方向性を内外に示すまたとない機会です。大学等教育機関ならびに開業歯科医院で活躍する矯正歯科医の方々の英知を結集して各種イベントの準備を進めてまいります。
COVID-19禍が未だ落ち着かない状況にありますが、執行部といたしましては歯科矯正学の進歩、学術の発展および矯正歯科臨床をとおして国民の口腔衛生の向上に寄与するよう全力で取り組んでまいります。皆様方におかれましては、学会へのこれまで以上のご理解、ご協力ならびにご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人日本矯正歯科学会
理事長 齋藤 功
学会の歴史
本会の現在までの歴史を掲示しております。
1926年10月 | 日本矯正歯科学会は東京において、東京在住の矯正歯科学研究家によって創立された。 |
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1930年10月 | 1930年8月11日に逝去された、故アングル博士の追悼会並びに記念展覧会が、東京歯科医学専門学校講堂で盛大に挙行された。 |
1930年 | 第2回国際矯正歯科会議並びに学術大会の加盟団体となった。 |
1931年5月 | 日本矯正歯科学会は、日本各地における矯正歯科学会を構成単位とし、その全部を統轄する団体となり、対外的には日本を代表することになった。 |
1931年7月 | ロンドンにおいて開催された第2回国際矯正歯科会議並びに学術大会に代表として斎藤 久氏が派遣された。 |
1931年7月 | 東京において第1回日本矯正歯科学大会が挙行された。同年、日本矯正歯科学会雑誌が創刊され、学術論文、臨床報告、症例報告などが掲載されている。 |
1936年10月 | 日本矯正歯科学会創立10周年記念式典が東京で開催された。 |
1948年12月 | 日本矯正歯科学会東京支部が独立した矯正学会となり、従来の日本矯正歯科学会は発展的解消となった。 |
1959年7月 | 日本矯正歯科学会が再発足され、第1回総会が札幌市で開催された。 |
1976年11月 | 学会創立50周年記念大会と第1回国際会議が東京で開催された。 |
1988年9月 | 第2回国際会議が横浜市で開催された。 |
1991年9月 | 第50回記念大会と第1回アジア太平洋矯正歯科大会が大阪で開催された。 |
2001年10月 | 学会創立75周年記念大会と第3回国際会議が東京で開催された。 |
2007年4月 | 有限責任中間法人に移行。 |
2009年3月 | 法人法の改定に伴い一般社団法人に移行。 |
2011年10月 | 第70回大会と第4回国際会議が名古屋にて開催された。 |
2012年12月 | 公益社団法人に移行。 2013年10月28日現在、会員数は6,481名(うち専門医292名、認定医2,797名)、名誉会員32名、賛助会員45社となっている。 |
役員一覧
定款
公益社団法人 日本矯正歯科学会
定款公益社団法人 日本矯正歯科学会
定款施行規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
各種規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
事業体系図
事業・財産等資料
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貸借対照表及び正味財産増減計算書
2022年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2021年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2020年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2019年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2018年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2017年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2016年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2015年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2014年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2013年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2012年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書
資格規則
認定医規則
公益社団法人 日本矯正歯科学会
認定医制度規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
認定医制度施行細則
臨床指導医規則
公益社団法人 日本矯正歯科学会
臨床指導医制度規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
臨床指導医制度施行細則
専門医規則
公益社団法人 日本矯正歯科学会
専門医制度規則
表彰規程
公益社団法人 日本矯正歯科学会
表彰規程公益社団法人 日本矯正歯科学会
表彰規程細則
倫理規程
公益社団法人 日本矯正歯科学会
倫理規程公益社団法人 日本矯正歯科学会
倫理審査・懲戒規則
ホームページガイドライン
公益社団法人 日本矯正歯科学会
医療広告ガイドライン
診療ガイドライン
矯正歯科治療における標準治療の指針
矯正歯科治療における標準治療の指針
矯正歯科診療のガイドライン (前歯部)開咬編
矯正歯科診療のガイドライン
(前歯部)開咬編(2023年9月公開)
矯正歯科診療のガイドライン 上顎前突編
矯正歯科診療のガイドライン
上顎前突編(2014年4月公開)
矯正歯科治療の診療ガイドライン 成長期の骨格性下顎前突編
矯正歯科治療の診療ガイドライン
成長期の骨格性下顎前突編(2020年7月公開)
歯科矯正用アンカースクリューガイドライン第二版
歯科矯正用アンカースクリュー
ガイドライン第二版
歯科矯正用アンカースクリューの機械的試験方法
歯科矯正用アンカースクリューの
機械的試験方法
アライナー型矯正装置による治療指針
アライナー型矯正装置による治療指針
一般公開にあたってアライナー型矯正装置による治療指針
公益社団法人 日本矯正歯科学会 ポジションステートメント マウスピース型矯正装置による治療に関する見解
公益社団法人 日本矯正歯科学会
ポジションステートメント
マウスピース型矯正装置による治療に
関する見解
利益相反(COI)について
公益社団法人 日本矯正歯科学会
利益相反(COI)指針公益社団法人 日本矯正歯科学会
利益相反(COI)細則