学会のご紹介
日本矯正歯科学会について
日本矯正歯科学会について
本学会は、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし1926年に設立された日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体です。日本各地の矯正歯科医を中心に、7,000名程の会員により構成されております。
日本矯正歯科学会の目的
本会は歯科矯正学の進歩、発展をはかることを目的とする。
この目的を達成するために、学術大会の開催、機関誌の発行、認定医等の設定、その他必要と思われる事業を行う。
理事長挨拶
公益社団法人日本矯正歯科学会
理事長
新井 一仁
このたび2024年2月29日に開催された社員総会および理事会におきまして、公益社団法人 日本矯正歯科学会の第21代の理事長を拝命いたしました。
本学会は1926年(大正15年)の10月、日本を代表するこの分野の団体として、わずか17名の歯科矯正学の研究者によって創立され、我が国の歯科医学における専門分野の学術団体として最も長い歴史と伝統を有しています。ここで改めまして、本学会の発展に寄与されました諸先輩の長年にわたる地道なご努力の賜物と心より深く感謝申し上げます。
現在、会員総数約7,300名の公益法人として、歯科矯正学に関する学理及びその臨床応用についての研究発表、知識の交換、国内外の関連学会との連携協力等に関する事業を行い、歯科矯正学の進歩普及、学術の発展ならびに国民の口腔衛生の向上に寄与することを目的と定めています。そしてこの目的を達成するために、学術大会や講演会の開催、機関誌等の刊行物の発行、教育・研究の調査と推進、医療・対社会に関する事業、研究の奨励及び研究業績の表彰、認定医・指導医・専門医制度の実施、関連学術団体との連絡及び協力、国際的な研究協力の推進などを行っています。これらの事業を推進するために、現在20を超える委員会が設けられ、300人近い委員によって活発な活動が展開されています。近年、本学会に対しては、安全で安心な矯正歯科医療の基盤となる科学的根拠の探求とともに、国民に対してわかりやすい医療情報の発信も求められ、その社会的な役割はいっそう広がり、責任もますます重くなってまいりました。2012年度に後藤滋己理事長のもとで理事を拝命し、その後、石川博之理事長、清水典佳理事長、森山啓司理事長、ならびに齋藤 功 理事長のもとで卒後教育委員会、研修機関検討委員会、国際渉外委員会、学術大会運営委員会、管理指導医委員会、診療ガイドライン策定委員会、9th IOC実行委員会、2018年からは常務理事、2022年からは総務委員会の担当として、諸先輩からご懇篤なるご指導を賜ってまいりました。これらの活動を通して、矯正歯科治療の底知れない難しさと奥深い面白さが、経験豊富な会員の間で共有されていること、そしてそれが立場の違いを越えて、この分野の発展を願う気持ちと仲間意識の醸成に繋がっていることに気づき、しばしば勇気づけられました。
今後、2026年には創立100周年の記念事業と記念大会が準備されています。そのテーマは、『100年の煌めき、未来への飛翔、A Century of Sparkle, Fly High to the Future』と決まりました。いよいよ迎える創立100年の節目、そしてその先には、どんな未来が待っているのでしょう。創立当時から続く本学会の歴史と伝統が、常に私たちを励まし、患者さんのために矯正歯科医療が歩む道を示して下さることと思いますので、誠に微力ではございますが、次世代に受け継ぐことができるよう努力する所存でございます。日本の矯正歯科のますますの発展を祈念するとともに、皆様のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
公益社団法人 日本矯正歯科学会
理事長 新井 一仁
学会の歴史
本会の現在までの歴史を掲示しております。
1926年10月 | 日本矯正歯科学会は、東京在住の矯正歯科学研究家17名によって創立され、東京歯科医学専門学校の榎本美彦が初代会長に選任された。 |
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1930年10月 | 1930年8月11日に逝去された、故アングル博士追悼会が、東京歯科医学専門学校講堂で盛大に挙行された。 |
1931年5月 | 日本矯正歯科学会は、日本各地における矯正歯科学会(東京、大阪、札幌の3支部)を構成単位とし、その全部を統轄する団体となり、対外的には日本を代表することになった。 |
1931年7月 | ロンドンにおいて開催された第2回国際矯正歯科会議に代表として斎藤 久氏が派遣された。 |
1932年4月 | 22回の例会を重ねた後、東京市神田美土代町の東京基督教青年会館において、第1回日本矯正歯科学大会が開催された。 |
1933年1月 | 日本矯正歯科学会雑誌が創刊された。 |
1936年10月 | 日本矯正歯科学会創立10周年記念式典が東京神田駿河台の日本医師会館において開催された。会員数345名。 |
1948年12月 | 日本矯正歯科学会東京支部が独立した矯正学会となり、従来の日本矯正歯科学会は発展的解消となった。 |
1959年7月 | 日本矯正歯科学会が再発足され、第1回総会が札幌市で開催された。 |
1976年11月 | 創立50周年記念大会と第1回国際会議が東京で開催された。 |
1988年9月 | 第2回国際会議が横浜市で開催された。 |
1991年9月 | 第50回記念大会・第1回アジア太平洋矯正歯科大会が大阪で開催された。 |
2001年10月 | 学会創立75周年記念大会・第60回年次大会・第3回国際会議が東京で開催された。 |
2007年4月 | 有限責任中間法人に移行。 |
2009年3月 | 法人法の改定に伴い一般社団法人に移行。 |
2011年10月 | 第70回記念学術大会・第4回国際会議が名古屋にて開催された。 |
2012年12月 | 公益社団法人に移行。 |
2020年10月 | 第79回学術大会・第9回国際矯正歯科会議世界大会が開催された。 |
2021年11月 | 第80回記念学術大会・第5回国際会議が横浜にて開催された。 |
2024年 | 2月29日現在、正会員数7,051名、名誉会員23名、準会員165名、賛助会員53社、会員総数7,292名。 |
役員一覧
定款
公益社団法人 日本矯正歯科学会
定款公益社団法人 日本矯正歯科学会
定款施行規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
各種規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
事業体系図
事業・財産等資料
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貸借対照表及び正味財産増減計算書
2023年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2022年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2021年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2020年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2019年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2018年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2017年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2016年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2015年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2014年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2013年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書2012年度貸借対照表及び
正味財産増減計算書
資格規則
認定医規則
公益社団法人 日本矯正歯科学会
認定医制度規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
認定医制度施行細則
臨床指導医規則
公益社団法人 日本矯正歯科学会
臨床指導医制度規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
臨床指導医制度施行細則
専門医規則
公益社団法人 日本矯正歯科学会
専門医制度規則公益社団法人 日本矯正歯科学会
専門医制度施行細則公益社団法人 日本矯正歯科学会
認定研修施設制度規則・施行細則
表彰規程
公益社団法人 日本矯正歯科学会
表彰規程公益社団法人 日本矯正歯科学会
表彰規程細則
倫理規程
公益社団法人 日本矯正歯科学会
倫理規程公益社団法人 日本矯正歯科学会
倫理審査・懲戒規則
ホームページガイドライン
公益社団法人 日本矯正歯科学会
医療広告ガイドライン
診療ガイドライン
矯正歯科治療における標準治療の指針
矯正歯科治療における標準治療の指針
矯正歯科診療のガイドライン (前歯部)開咬編
矯正歯科診療のガイドライン
(前歯部)開咬編(2023年9月公開)
矯正歯科診療のガイドライン 上顎前突編
矯正歯科診療のガイドライン
上顎前突編(2014年4月公開)
矯正歯科治療の診療ガイドライン 成長期の骨格性下顎前突編
矯正歯科治療の診療ガイドライン
成長期の骨格性下顎前突編(2020年7月公開)
歯科矯正用アンカースクリューガイドライン第二版
歯科矯正用アンカースクリュー
ガイドライン第二版
歯科矯正用アンカースクリューの機械的試験方法
歯科矯正用アンカースクリューの
機械的試験方法
アライナー型矯正装置による治療指針
アライナー型矯正装置による治療指針
一般公開にあたってアライナー型矯正装置による治療指針
公益社団法人 日本矯正歯科学会 ポジションステートメント マウスピース型矯正装置による治療に関する見解
公益社団法人 日本矯正歯科学会
ポジションステートメント
マウスピース型矯正装置による治療に
関する見解
利益相反(COI)について
公益社団法人 日本矯正歯科学会
利益相反(COI)指針公益社団法人 日本矯正歯科学会
利益相反(COI)細則